クレジットヒストリー(CICの信用情報開示報告書)を確認してみました!

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クレジットカードを発行する際、クレジット会社等は信用情報機関(CIC)に蓄積されているクレジットカードの返済履歴を確認して、入会審査を行っているということは、みなさんなんとなく理解しているかと思います。

ただ、あまり知られていませんが、クレジットカード利用者である私たちもその情報を閲覧することができます。

最近、陸マイラー活動として、ポイントサイト経由でのクレジットカード発行が多いため、私もクレジットヒストリー(CICの信用情報開示報告書)を確認してみました。

 

クレジットヒストリーを閲覧の方法

クレジットヒストリーを閲覧するためには、CICに情報開示を依頼します。

情報開示の方法は以下3つとなります。

①インターネット開示(パソコン、スマホ、携帯)

サービス日時:毎日 8:00~21:45

開示に必要なもの:パソコン等、クレジット等の契約した電話

手数料:クレジットカード一括払い(1,000円)

②郵送開示

サービス日時:申込みより10日程度で開示報告書が到着

開示に必要なもの:開示申込書、本人確認書類など必要書類

手数料:ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書(1,000円)

③窓口開示(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡)

サービス日時:平日のみ 10:00~12:00、13:00~16:00

開示に必要なもの:本人確認書類など必要書類

手数料:現金(500円)

①、②は即時に信用情報開示報告書を取得することが出来ますが、1,000円かかります。③は窓口に行くのが面倒ですが500円で信用情報開示報告書を取得することが出来ます。

私は仙台なので窓口へ行けば500円で開示できますが、平日の昼間に窓口に行くのは面倒なので、①のインターネット開示(パソコン)を行いました。

パソコンでの情報開示の流れは以下となっています。

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 画面の指示通りに操作を行うと簡単で全ての作業含めて10分程度で、信用情報開示報告書の取得まで完了します。

なお、パソコンでの情報開示は以下URLからの手続きとなりますので、よろしければどうぞ。

http://www.cic.co.jp/mydata/index.html

クレジットヒストリーの閲覧

信用情報開示報告書では以下の3つの情報を見ることができます。

①クレジット情報

②申込情報

③利用記録

①クレジット情報

クレジット情報には自分が契約しているクレジットカードやローンの契約情報が、1枚に1契約という形で記載されています。

そのため、複数のクレジットカードやローン契約がある方は、契約数分の枚数の報告書が存在します。

ちなみに私はクレジット情報が20枚ありました。(笑)

と言っても、契約が終了しているものも含まれており、私の場合は10件は契約が終了していました。(クレジット情報は契約期間中、および取引終了から5年間が情報の保有期間となります。)

また、1枚だけとっくに解約中のがなぜか残っていため、9枚が契約中のクレジット等だということが分かります。

どのような情報が見ることが出来るか、参考までに私の情報の一部をお見せします。

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例えば一番下の入金情報の部分でクレジット会社への入金状況(「$」は請求通りの入金があったことの記号)が確認できたりします。

情報の詳しい見方は信用情報開示報告書の見方を参照下さい。 

私の各明細を確認してみると、契約中のものは以下9件ということが分かりました。(信用情報開示報告書には登録元会社しか記載されていないため、はっきりとはわかりません。どのカードかということは少し考える必要があります。)

 ライフカード

 UCゴールドカード

 楽天一般カード

 ANA ソラチカカード

 ANA VISAカード

 アメックス一般カード

 三菱UFJニコス Viasoカード

 楽天カードローン

 三菱UFJニコス ローンカード

ライフカードは誕生月のポイント5倍のため、UCゴールドカードはクレジットカード会社ラウンジ利用のために契約(いずれも年会費無料)していましたが、そろそろ解約しようかと思っています。

また、楽天一般カードは昔作って放置していただけなので、こちらも解約予定です。

ANA VISAカード以下の5枚は今年の2月~4月でハピタスorポイントタウン経由で発行してポイント(Totalで65,000円相当のポイント = 58,500マイル)獲得したものですが、ANA VISAカード以外はいずれ解約します。

②申込情報

申込情報には自分がいつクレジットカードやローンを契約したかの情報が、記載されています。

以下のような形です。

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申込情報はクレジット会社等がアクセスした日から6ヶ月間記録が残ります。

私の場合は、最近6ヶ月間で6枚のクレジットカード等を発行したことが分かります。クレジット情報の部分で、ポイントサイト経由で5件発行したと記載しましたが、残り1枚はANA JCB一般カードからソラチカカードへ変更した分が含まれていたためです。

 ANA JCB一般カードとソラチカカードは共存出来るようになりましたが、年会費がかかることとクレジットカード発行枚数を増やしたくないことよりカード種類変更としましたが、信用情報開示報告書の申込情報では新規発行と同じように追加されていますので、カード種類変更も新規発行と同じように考えてクレジットカードの発行枚数を考慮したほうがよいと思います。

なお、私たちが信用情報開示報告書を見る場合は登録会社が見えますが、審査や途上与信をする側のクレジットーカード会社等はどこに申込をしたのかまでは分からないようです。

③利用記録

利用記録には、利用しているクレジットカード会社や信販会社が、契約者が他社で金融事故を起こしてないか信用情報を調査(途上与信)しにきた情報が、記載されています。

以下のような形です。

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利用記録も申込情報と同様に、クレジット会社等がアクセスした日から6ヶ月間記録が残るため、私の場合は三井住友カード、三菱UFJニコス、ライフカードの3つの会社が6カ月以内に途上与信(他社の借り入れ状況や返済状況のチェック)を行っていることがわかります。(入会時の審査とは別です)

 途上与信の結果、もしかしたら現在利用しているカードの利用限度枠の減少や利用停止等も考えられます。が、クレジットカードを発行するという観点ではあまり関係ないかと思います。

最後に

今回、クレジットカードの信用情報について初めてみてみました。

私の場合、カード種類の変更がクレジットヒストリーの申込情報に記載されるということが分かったのが、少しショックでしたが、とても参考になりました。(よくよく考えると当然の気もします・・)

今後SFC取得時にもカード種類を変更する予定のため、それも含めると今のところ半年間で7件の契約申込になってしまいます。SFC取得では一般からゴールドにも変更するので入会審査が少し危なさそうな気もします。計画を立ててカード発行する必要がありますね・・^^;

私の場合は、8/18になれば申込情報は2件減り、9/13になればさらに1件減るので、SFCの申込は念のため8/18以降に実施するようにし、ポイントサイトでの他のクレジットカード等の発行は9/13まで実施しないようにしたいと思います。

 また、クレジット情報は解約後5年間は残ることより、発行したクレジットカードはそれぞれ数回は利用してちゃんとした利用実績を作ってから解約することと、ずっと以前から契約していて不要なクレジットカードは早めに解約しておこうと思います。

 1,000円ほどお金はかかってしまいますが、信用情報機関に登録されている自分の信用情報を見てみるのも面白いので、みなさんも一度確認してみてはいかがでしょうか!?

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