【ANA旅作職人を目指して】09_ANA海外ツアー タイムセール中。PP単価のよい4路線+ホノルル便の運賃調査!(2017/1/28調べ)と4月以降運賃の考察! 

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【ANA旅作職人を目指して】シリーズでは、ANA旅作のページにアクセスするプログラムを作成して、各路線、各日程の運賃調査を行っています。

このシリーズを始めた経緯は以下記事を参照ください。

 

今回は1月24日から開始されているANA海外ツアータイムセールの旅作運賃調査を実施しました。

ただ、私のwifiはANA旅作のページからブロックされている都合上、今回は比較的PP単価のよいシンガポール、バンコク、ジャカルタ、シドニーの4路線と、新たに旅作に追加されたホノルル便に絞っての運賃調査となりますのでご了承ください。(テザリングを利用して検索しています)

 

調査対象路線

以下路線の運賃調査を行っています。

アジア路線

東京(成田/羽田)発:シンガポール,バンコク,ジャカルタ

オセアニア路線

東京(成田/羽田)発:シドニー

ハワイ路線

東京(成田/羽田)発:ホノルル

 

調査対象日程

  • 2017/2/10(金)~2017/9/30(土)に出発する旅程です。
  • アジア路線、ハワイ路線はANA旅作で3日間の日程を選択して検索しています。ハワイ路線は実際は2泊4日になります。
  • オセアニア路線はANA旅作で4日間の日程を選択して検索しています。オセアニア路線は実際は2泊5日になります。

 

その他条件

  • 2017/1/28時点の検索結果です。(運賃は変動します)
  • ANA旅作で人数を1名で検索した際に初期選択されている便の運賃です。基本的には該当旅程の中で安い便が選択されていますが、便を変更したときにバグ的に安くなるというものは抽出できません
  • 実質PP単価はホテル代2泊分とし「運賃+空港諸税」から1万円差し引いた金額で計算しています。(ホテル代は一律1万円とし、渡航先によっての考慮はしていません)
  • 実質PP単価は無条件でクラス・運賃倍率をエコノミー:30%、プレミアムエコノミー:100%、ビジネス:70%で計算しています。(格安運賃の予約ができずに高い運賃の場合もその倍率で計算しています)
  • 空港諸税は2016/11/22調べ時点のものを利用しています。(空港諸税は為替により?変動しますが、大きな差はないと思いますので調べ直していません)

 

各路線の最安値、PP単価一覧

各路線の最安値、PP単価一覧は以下になります。運賃クラスごとに1件ずつ表示しいます。

2017/2/10(金)~2017/9/30(土)の各路線の最安値運賃一覧

路線クラス日程運賃

空港諸税

PP実質 PP単価
東京-シンガポールエコノミー0214(火)~0216(木)¥49,200¥5,3802,980 14.96 
東京-シンガポールプレエコ0214(火)~0216(木)¥94,800¥5,38010,736 8.40 
東京-シンガポールビジネス0214(火)~0216(木)¥153,700¥5,3807,754 19.23 
東京-バンコクエコノミー0304(土)~0306(月)¥69,900¥5,0802,582 25.17 
東京-バンコクプレエコ0304(土)~0306(月)¥97,400¥5,0809,406 9.83 
東京-バンコクビジネス0211(土)~0213(月)¥168,200¥5,0806,824 23.93 
東京-ジャカルタエコノミー0210(金)~0212(日)¥78,300¥3,8603,250 22.20 
東京-ジャカルタプレエコ0210(金)~0212(日)¥121,200¥3,86011,636 9.89 
東京-ジャカルタビジネス0210(金)~0212(日)¥154,500¥3,8608,384 17.70 
東京-シドニーエコノミー0509(火)~0512(金)¥158,700¥12,1104,376 36.75 
東京-シドニープレエコ0307(火)~0310(金)¥165,000¥12,11015,388 10.86 
東京-シドニービジネス0308(水)~0311(土)¥267,400¥12,11011,012 24.47 
東京-ホノルルエコノミー0509(火)~0511(木)¥110,500¥9,4502,298 47.85 
東京-ホノルルプレエコ0227(月)~0301(水)¥267,100¥9,4508,462 31.50 
東京-ホノルルビジネス0228(火)~0302(木)¥237,300¥9,4506,162 38.42 

過去の調査結果からそこまで大きな変わりはありませんが、シンガポールのプレミアムエコノミーの最安値の運賃が前回の調査時より7,000円程度下がっており、実質PP単価が8.40円とよくなっています。東京ーシンガポールに那覇便をつけた場合、ホテル代1万円を差し引いた実質PP単価は6円台、ホテル代を差し引かないPP単価でも7円台の中盤となり、2017年のSFC修行としてもかなり優秀な部類に入るのではないでしょうか。

新しく旅作に追加されたホノルル便については大して安くない印象です。エコノミークラスの最安値は110,500円ですが、同じ日の一般航空券の運賃は85,160円でした。一般航空券の運賃+旅作で選択されているワイキキ・サンドビラホテル2泊の料金を考えると、旅作での手配と一般航空券+ホテルでの手配はほとんど差がないくらいだと思います。

 

2017年4月以降の旅作の運賃の考察

今のところは依然として2017年4月以降の旅作の運賃は2017年3月までと比べて高いようです。4/1以降のANA旅作の運賃は日程が近くになったら下がるかなと期待していましたが、なかなか運賃が下がらないので、今回、シンガポールの運賃で4月以降の旅作運賃について少し考察してみました。

3/31までと4/1以降の運賃の比較

まずは平均運賃と最安値運賃で3/31までと4/1以降で比較を行いました。(今回考察対象としませんが、シンガポール以外の運賃比較結果も参考情報として以下一覧には載せておきます。)

以下が3/31までと4/1以降の平均運賃の差です。

路線クラス

3/31までの平均運賃

4/1以降の平均運賃

差額
東京-シンガポールエコノミー¥94,712¥135,130¥40,418
東京-バンコクエコノミー¥94,164¥83,649¥-10,515
東京-ジャカルタエコノミー¥90,014¥142,230¥52,216
東京-シドニーエコノミー¥201,220¥200,405¥-815
東京-ホノルルエコノミー¥145,122¥162,716¥17,594
東京-シンガポールプレエコ¥109,189¥225,883¥116,694
東京-バンコクプレエコ¥109,776¥163,430¥53,654
東京-ジャカルタプレエコ¥148,651¥222,719¥74,068
東京-シドニープレエコ¥177,225¥251,344¥74,119
東京-ホノルルプレエコ¥275,330¥315,383¥40,053

以下が3/31までと4/1以降の最安値運賃の差です。

路線クラス

3/31までの最安運賃

4/1以降の最安運賃

差額
東京-シンガポールエコノミー¥49,200¥100,600¥51,400
東京-バンコクエコノミー¥69,900¥76,100¥6,200
東京-ジャカルタエコノミー¥78,300¥137,400¥59,100
東京-シドニーエコノミー¥160,700¥158,700¥-2,000
東京-ホノルルエコノミー¥128,200¥110,500¥-17,700
東京-シンガポールプレエコ¥94,800¥181,900¥87,100
東京-バンコクプレエコ¥97,400¥144,200¥46,800
東京-ジャカルタプレエコ¥121,200¥183,100¥61,900
東京-シドニープレエコ¥165,000¥224,500¥59,500
東京-ホノルルプレエコ¥267,100¥290,400¥23,300

エコノミークラスもプレミアムエコノミーも一部路線を除いて明らかに高くなっていることがわかりますね。(ビジネスクラスは選択できる運賃クラスの違いでの差が大きいため、調査対象外にしています。)

ただし、旅作は選択するホテルによっても大きく運賃が変わってくるため、単純に上記運賃差が値上がりしていると捉えてはいけません。シンガポールの場合、3/31までは最安値のホテルが81系列のホテルとなっているのに対して、4/1以降は最安値のホテルはマリーナマンダリンとなっていましたので、その運賃差は考慮する必要があります。(今のところ、4/1以降は81系列のホテルが一切出てこないようです)

1人宿泊の場合に81系列のホテルからマリーナマンダリンに変更すると、44,000円程度運賃が高くなりますので、44,000円はホテル料金の差と考えてよいでしょう。ただ、3/31までの期間にも81系列のホテルが取れない日がけっこうありましたので、平均運賃に44,000円を考慮して比較しても少し微妙です。

そこで、3/31までと4/1以降の両方ともマリーナマンダリンを利用した時の最安値の運賃を比較してみます。エコノミークラスでは3/31までは93,200円(49,200円+44,000円)、4/1以降は100,600円なので、最安値ベースで7,400円の値上がりです。プレミアムエコノミーについては3/31までは138,800円(94,800円+44,000円)、4/1以降は181,900円なので、最安値ベースで43,100円の値上がりとなります。

4/1以降の運賃では、エコノミークラスは最安値で実質7,400円の値上がり、プレミアムエコノミーでは最安値で実質43,100円の値上がりになっていることになります。(「ホテルなんてどうだっていいんだ!」という方は一覧の差額分そのままの値上がりと言えると思いますが…。)

これだけ値上がるとなると、今度は値上がりした旅作の運賃が妥当なのか!?ということが気になってきますので、続いて設定運賃が妥当か確認したいと思います。

旅作運賃と一般運賃とでの比較

値上がりした設定運賃が妥当なのか?というところは旅作運賃と一般航空券の運賃の差でみたいと思います。

3/31までと4/1以降での旅作最安値の運賃と、同じ日の一般航空券の運賃の差を比較してみました。(こちらは一覧上もシンガポールだけですがご了承ください)

路線クラス日程一般運賃旅作運賃差額
東京-シンガポールエコノミー0214(火)~0216(木)¥62,210¥49,200¥-13,010
東京-シンガポールプレエコ0214(火)~0216(木)¥173,710¥94,800¥-78,910
東京-シンガポールエコノミー0421(金)~0423(日)¥50,710¥100,600¥49,890
東京-シンガポールプレエコ0421(金)~0423(日)¥153,710¥181,900¥28,190

旅作は航空券にホテルが付与されているパッケージツアーであるにも関わらず、2/14の運賃では旅作のほうが一般運賃より安いことが一目瞭然ですね。ホテル代を81系列の2泊で10,000円と考えた場合、エコノミーでは23,010円、プレミアムエコノミーでは88,910円も割安になっています。

それに対して、4/21の運賃は一見すると旅作はかなり高く感じられ、設定運賃がおかしいと感じられると思います。が、思い出してほしいのは4/1以降のホテルはマリーナマンダリンであるということです。ホテル代を54,000円(81系列の10,000円+44,000円)と考えた場合は、エコノミーでは3,110円、プレミアムエコノミーでは25,819円割安になっていると言えると思います。

一般運賃と旅作運賃を比較した場合は、4/1以降も旅作運賃のほうがお得な運賃になっているため旅作の設定運賃としては妥当であると言えると思います。

4/1以降の旅作運賃の考察まとめ

4/1以降は明らかに旅作の運賃が上がっています

シンガポールの場合だと、最安値ベースでエコノミークラスで7,400円の値上がり、プレミアムエコノミーで43,100円の値上がりです。が、それでも一般のANA航空券の運賃と比較すると、旅作運賃が割安であることには違いありません。それを考えると、3/31までの設定運賃が激安であっただけで、4/1以降の設定運賃はこのままあまり安くならないかもしれません。

今後もっと安いホテル(シンガポールの場合81系列のホテル等)が追加されることは十分考えられますので、運賃だけみると今後下がる可能性も高いと思います。また、プレミアムエコノミーについては、空席状況が多い場合は設定運賃を下げて少しでも埋めようとする傾向もありますので、その部分でも運賃が下がることは多少は期待できると思います。

ただし、あまり過度な期待はせず、旅作を利用するのであればやはり3月31日までの出発での利用がいいと思います。(あくまで私の推測であり、今後旅作の運賃が安くなる可能性はありますので、ご了承ください。)

 

最後に

なんだか、分かりにくい記事になってしまって申し訳ありません。(笑)

今回の調査の全データ(2/10~9/30の5路線に対しての検索結果)は以下ページからダウンロードできますので、よろしければダウンロードしてご使用ください。

ちなみに、今回の海外ツアータイムセールでは、キャンペーン対象のコースでスカイコインを3,000コイン~10,000コイン還元されるようですが、路線、日程が限られているため、少し利用しにくいかな~と思いました。(お得なものもあるようですが、SFC修行としては利用できなさそうですね。)

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