フランクフルトでの観光は何もない!?代わりに世界遺産のケルン大聖堂まで!!~特典ファーストで行くモロッコ旅行⑭~

ANA便で欧州ファーストクラスが設定されている都市はロンドンとフランクフルトのみです。

フランクフルトへは1日2便就航していて、いずれもファーストクラスの設定があり、なんとなく観光をする場所もたくさんあるのだろうと思っていました。

が、実際に旅行する直前になって調べてみたところ、フランクフルトは国際金融の中心地であり観光する場所としてはほとんど何もないんですね。びっくりしました。

そこで、旅の上級者がたくさん集まるツイッターでフランクフルトの観光について質問してみたところ、

  • フランクフルト空港見学ツアー
  • ちょっと足をのばして世界遺産ケルン大聖堂まで
  • もうちょっと足をのばして世界遺産ストラスブールまで

の3つを提案してもらいました。

フランクフルト空港の見学ツアーは飛行機好きにはたまらないツアーです。これは帰りの便が夕方で少し早めに空港へ向かえば参加出来そうだったので、参加してみることに決めました。

さて、迷ったのはケルンとストラスブール。帰りの便までは1日半あり、どちらも行ける状況だったため、本当な迷いました。

ストラスブールは恥ずかしいことにお勧め頂くまで名前を知りませんでしたが、フランス北東部のドイツとの国境付近にあるアルザス地方の中心都市で、旧市街は世界遺産にも登録されているようです。日本では知名度はそこまで高くないと思いますが、メルヘンチックな街並み、ノートルダム大聖堂など見どころはたくさんある人気の街のようです。

どちらにするか本当に迷いましたが、以下理由からケルンにしました。

  • ケルンのほうが少し近い
  • ケルンのマリオットは126ユーロとまずまずお手頃価格(プラチナステータスを利用できる)
  • ケルン大聖堂はやっぱり一度は見てみたい

そんな訳で、今回はフランクフルトからケルンへの旅行記です。

フランクフルト~ケルンはドイツ鉄道でライン川沿いを移動

ケルン中央駅の早朝の様子です。日本でもたまにありますが、海外で各ホームがフラットにつながっているのはけっこう好きです。

電車まで時間があったのでカフェで朝食をとりましたが、ドイツのパンは私はあまり好みではありませんでした(^_^ゞ

フランクフルト~ケルンまではドイツ鉄道(DB)で移動しましたが、内陸部を走る路線とライン川沿いを走る路線の2つの路線があります。内陸部を走る路線は50ユーロ~80ユーロで所要時間1時間20分程度、ライン川沿いを走る路線は20ユーロ~50ユーロくらいで所要時間2時間20分程度。

少し時間はかかるものの料金が安くてライン川沿いの古城を眺めながらケルンまで移動することができるライン川沿いを走る路線を利用することにしました。

世界遺産にも登録されているライン川沿いの古城を眺めながら移動出来るのは嬉しいですが、正直なところないよりはあったほうがいいかな?くらいの感じです。

私がいつも持ち歩いているまっぷる(雑誌と電子書籍の両方を利用できるので便利です)には16もの城や塔が掲載されていますが、GPSがうまく拾えない上、電車のスピードも早く、また城までの距離もあるので、どれがどの城だかよくわからないくらいでした。(笑)

せっかくの世界遺産でもあるし、美しい景色。時間があれば、ライン川クルージングなどを利用してゆっくり観光することをお勧めします。

ケルン

フランクフルトからは時間のかかるライン川沿いのルートの電車で移動しても、2時間20分ほどででケルン中央駅に到着です。

こちらはケルン中央駅をケルン大聖堂があるのと反対側から撮った写真ですが、ケルン大聖堂が駅の後ろから飛び出てます。

ケルン大聖堂!

世界最大のゴシック様式の建築物で世界遺産にも登録されているケルン大聖堂はやはり壮大でした。ただただ、圧倒されます。なんでも作り始めたのが13世紀で、16世紀に一時中断され、19世紀に完成したとか。ケルン大聖堂は一度は行ってみる価値のある世界遺産だと思います。

ケルン大聖堂は(確か)4ユーロで上まで登ることができます。しーずざでいののりさんにそそのかされて登りましたが笑、533段の階段を徒歩のみで登る必要があり、かなり疲れますので登る時は覚悟して挑みましょう!

 

登るのは本当に疲れましたが、登った後の達成感と景色は最高です。降りたあとのケルシュビールを楽しみに、頑張って登りましょうね!笑

食事をして戻ると日がでてきたので、再度写真を撮ってみました。海ほど顕著ではありませんが、やはり青空が出てくると写真もグッとよくなる気がします。

なかなか行く機会のないケルン。せっかくなので、ライン川と一緒に写るケルン大聖堂の写真を撮りたく、ホーエンツォレルン橋を渡ってみました。

ホーエンツォレルン橋には「愛の南京錠」がこれでもかというくらいかかっています。

ライン川、ホーエンツォレルン橋と一緒に眺めるケルン大聖堂もなかなかいいですね。この写真を撮った場所まではケルン大聖堂から徒歩で15分くらいだったと思うので、時間があればぜひお立ちよりください。

ケルン大聖堂は夜の姿もお勧めです。フランクフルトからケルンへは日帰りで行って帰って来ることもできますが、時間に余裕ががあればケルンへ宿泊して、夜のケルン大聖堂を眺めてみてください。(フランクフルトに戻っても大してすることないですし…)

私はこの写真を撮りたいがためにケルンに宿泊しました。

ただ、夜(私が行ったのは確か22時過ぎ)のホーエンツォレルン橋は人がほとんど通っておらず、一人で歩くのは正直男の私でも少し怖かったです。

勝手の知らない海外。ここで襲われても逃げ場もないですし、夜景を撮るとしてもあまり遅い時間にならずに行くことをお勧めします。

ケルンのケルシュビールとソーセージを楽しむ!

ドイツといえばやはりソーセージとビールです。ってことで、地元の人気店「フリュー・アム・ドム」へ行ってドイツらしさを楽しんできました。

ちなみに、前年に旅行した時は「リモワとソーセージとビール!」と言っていましたが、今回はリモワの購入は見送ったので一つ減ってます^^;

【特典ファーストで行く欧州旅行記⑤】ミュンヘンではリモワとソーセージとビール!宿泊はシェラトン・ミュンヘン・アラベラパークホテル!

フリュー・アム・ドム

フリュー・アム・ドムはケルン大聖堂のすぐ近く、徒歩で5分以内のところにある人気店です。

午後2時過ぎに行ったのですが、店内は満席で、どこに座るかしばらくさまよってからようやく席につけるという賑わいぶりでした。

このお店のケルシュビールとソーセージは最高でした。ソーセージは見ただけでおいしさがわかると思います。(語彙力なし笑)

ケルン大聖堂を登った後に飲むケルシュビールももちろん最高です。グラスビールでいっぱいあたりの量は少ないのですが、グラスが空にになると店内を忙しそうに歩き回っている店員さんがおかわりをするか聞いてくれます。

ただ、このお店の雰囲気でこのソーセージと一緒であれば何倍でも飲んでしまいそうになるので、飲みすぎには注意しましょうね笑。なお、おかわり不要な場合はコースターでグラスにふたをするみたいです。

宿泊先

宿泊先はケルンマリオットホテルに宿泊しましたが、ホテルについては別記事で紹介したいと思います。

最後に

フランクフルトは調べる限り観光地としてはほとんど何もなさそうです。

少し余裕があれば、日帰りでも行くことが可能なケルン、もしくは(私は行ってないけど)ストラスブールなどに足を運んでみてはいかがでしょうか!?

少なくともケルン大聖堂は行って後悔することはないと思います♪

スポンサーリンク